第7チャクラが整うと「人生バラ色!」特徴と整えるヨガポーズを解説

頭頂に存在し、クラウンチャクラとも呼ばれる第7チャクラ。チャクラは全部で7つあり、第7チャクラは他の6つのチャクラを統合する役割を持っています。本やネットで調べると「大自然や宇宙と一体化する」「ひとつ上の次元の自分になる」と出てきて、どういうこと?なんか怪しい?と思う人もいるのではないでしょうか。

今回はこの「第7チャクラ」について、なるべく分かりやすく解説したいと思います。おすすめのヨガポーズもご紹介しますが、まずは皆さんの今の第7チャクラの状態をチェックしてみましょう。

  • 片頭痛が起こりやすい
  • 頭がぼうっとして、疲れがとれない
  • 寝ても眠れた気がしない
  • 他人の言動が気になる
  • 他人の話を聞くと疲れたり、どうにかしてあげなきゃと思う
  • 自分に自信がない

セルフチェックで気になる項目があった時は、第7チャクラからのサインかもしれません。

チャクラとは?

最初に、ヨガのチャクラとは「身体のエネルギー(気、プラーナ)が出入りしている場所」「肉体と精神(心)を繋ぐ場所」のこと。サンスクリット語で「車輪」や「円盤」を意味するとおり、背骨上を常にグルグルと回転して私たちの肉体と精神のエネルギーを調整しています。7つのチャクラが何かしらの影響でひとつでもバランスが崩れて弱化や活性化しすぎると、エネルギーの流れが滞り、精神・情緒・身体に不調が現れてきます。

第7チャクラとは?場所と特徴

  • 場所:頭頂部(百会)
  • 色:紫、金
  • キーワード:宇宙との繋がり、肉体・精神・霊性のバランス
  • 関連する身体:頭蓋骨上部、大脳皮質
  • 活性化するパワーストーン:ルビー
  • 活性化する香り:フランキンセンス、イランイラン、ラベンダー、サンダルウッドなど

第7チャクラはサンスクリット語で「サハスラーラチャクラ(Sahasrāra Chakra)」、英語で「クラウンチャクラ」、王冠のチャクラと呼ばれています。位置は頭頂にあり、中医学的では百合のツボになる場所。背骨上に存在する6つのチャクラの一番上にあるので、第1~6チャクラがバランスよく活性化されている時に第7チャクラは整います。すべてのチャクラのバランスが整い、第7チャクラが開いた時にもっとも心身の調子が良い状態になります。

そして、神や宇宙との繋がりができて「どんなことが起きても大丈夫」という強い自信が生まれます。決して、怠けているわけでも自己中心的なわけでもなく、これが“悟り”や“解脱”です。ヨガは繋ぐという意味であり、第7チャクラの役割は「宇宙と自分が一体となり繋がる」こと。そのため、ヨガ本来の目的はこの第7チャクラの覚醒にあるといっても過言ではありません。

要するに、第7チャクラは宇宙(頭上の「神や天」も、足元の「地球」も宇宙を形成する一部ですよね)から、自分自身の上下からエネルギーを注ぎ込んで宇宙と一体化して自己実現(解脱)するということです。

第7チャクラのバランス

第7チャクラが整っている時

第1~6のチャクラのバランスがすべて整っている時です。必要なときに必要な直感やひらめきを受けとれるので、直感に従って軽やかに生きていくことができ、周りから魅力的な人柄に映ることがあります。自分と宇宙のすべてのものが一体であること(解脱)を理解しているので、慈愛やボランティア精神に満ち、自分の感情や周囲の言動などに一喜一憂しません。つまり、生きていく上で起きるポジティブ・ネガティブな感情を超え、嫉妬や執着がない状態ですべて受け入れられる状態(一つ上の次元の自分)です。アーティスト性が花開くことも。

第7チャクラが滞っている時

身体的には慢性疲労、片頭痛、身体が重くて冴えない、眠れた気がしないなどがあります。エネルギーバランスがひどくなると、脳に対応したチャクラなので脳外科や神経系のトラブルに繋がることも。メンタル的には決断力が鈍ったり、頑固になったりします。思いやりや愛情も持てなくなり、自暴自棄になる傾向があります。現実を受け入れられずに占いに依存しやすくなることも。

第7チャクラが活性化しすぎている時

上部に位置するチャクラなので、ここが強いと言動が定まらない、周囲からは意識が飛んでいるように見られ、ふわふわとして危ない印象になりがちです。また、汚染物質に敏感になり、躁鬱の傾向が見られることもあります。第1チャクラが安定していない人や占いなどスピリチュアルにハマリやすい人は、マンションの高層階は避け、なるべく地面に近い場所に生活拠点をおいて地に足をつけると良いとも言われます。

第7チャクラのバランスを整える方法

第7チャクラのバランスを整える方法は簡単。

  • 神社やパワースポットなど神聖な場所を訪れる。
  • 星空を眺めるなど、自然に触れる時間をつくる。
  • イラッとする場面が訪れたら、「こんな人もいるんだ」「こんな経験ができて感謝します」と思う訓練をする。思いやりや慈愛が芽生える。
  • 瞑想を行う。
  • 頭頂を活性化できるヨガのポーズを行う。

と良いでしょう。他にも今すぐ誰でもできる方法として、第7チャクラのカラーである紫や金色のものを集めたり身につけたり、アロマオイルだとイランラインやフランキンセンス、ラベンダーなど鎮静作用・集中作用が期待できる香りを嗅ぐといいですよ。

(注意:アロマオイルは赤ちゃんや子供への使用は厳禁です。妊娠中の方やアレルギーなどがある方もアロマセラピストなど専門家に確認してから使用しましょう。)

第7チャクラのバランスを整えるヨガポーズ

以下で紹介するポーズはどれも第7チャクラのバランスを整えることができます。頭頂部を意識して、そこに光の玉が集まるようなイメージを持って行ってみましょう。

ウサギのポーズ(シャシャンカアーサナ)

  1. 四つばいになり肩の真下に手、股関節の真下に両膝を閉じて置く。足先を立てます。
  2. 両手を膝の方へ、手のひら1枚分ほど引き寄せます。
  3. 肘を曲げ、頭頂を床につけます。尾骨を内側に少したくし込み(骨盤後傾)、おへそを引き入れます。頭や首が安定しない場合は手の位置を調整しましょう。

ポーズについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!

肩立ちのポーズ(サーランバサルヴァンガアーサナ)

  1. 両足をそろえて仰向けになります。あごを軽く引きうなじを伸ばします。
  2. 両膝を立てたら、両手で床を押しながら両脚~お尻~腰の順に床から上げて、両手を腰にあてて安定させて支えます。
  3. 背骨を伸ばして足先は天井へ向けます。腹筋と背筋を使って上半身を支えましょう。両脚がまっすぐに上がり、バランスがとりやすくなります。
  4. 戻る際は、反対の流れで背中、腰、お尻とゆっくりと床に付き、全身が仰向けになったら息を整えて休みましょう。

ポーズについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!

魚のポーズ(マツヤアーサナ)

  1. 仰向けになり、足は自然とそろえるように伸ばします。
  2. 手のひらを下に向けてお尻の下に潜り込ませ、肩甲骨を近づけます。
  3. 息を吸いながら胸を天井に向けて持ち上げます。頭頂部が床につくように、できるだけ胸を高く持ち上げて首を伸ばしましょう。
  4. 二の腕と肘でも軽く床を押すようにして体を支え、ゆっくりと呼吸を繰り返します。

ポーズについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!

頭立ちのポーズ(ヘッドスタンド、シルシアーサナ)

  1. つま先を立てて正座になり、両手を組んで両肘とこぶしが正三角形になるように床に置きます。常に必ず脇をしめて首を長く保ちましょう。
  2. 生え際の辺りを床におろし、第7チャクラのある頭頂が床に付くところまで、おへそをぐっと引き込んでお尻を持ち上げます。このとき、手のひらの後頭部が触れるようにしましょう。
  3. 頭、胸、お尻が一直線上になるところまで、お腹を引き上げたまま両脚を手前に歩かせて片脚ずつ、もしくは両脚を天井方向に伸ばしましょう。

ポーズについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!

オンラインヨガでチャクラを活性

第7チャクラの特徴や場所、整え方について理解は深まったでしょうか。チャクラを活性化させるのにもっとも有効なのがヨガです。整える際は、基本的に第1チャクラから第7チャクラまでを下から順に行うことが理想的です。土台から整えることが「もっとも肉体と精神のバランスが取れやすい」とされているからですね。

classmall(クラスモール)のレッスンには、第1チャクラを活性化できる下半身や骨盤周りをケアする内容から、第7チャクラを活性化できる脳を休められる内容まで豊富。チャクラを整えるという視点でレッスンを受けてみると新しい発見があるかもしれませんね!オンラインのヨガレッスンでも先生の丁寧なガイド付きで、身体の隅々に意識を向けながらヨガに取り組むことができますよ。

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投稿者: 大宅菜穂

股関節の不具合と反り腰による体型コンプレックスから、ゆがみを作らない「姿勢」「身体の使い方」の研究に目覚めたカラダオタク。 体を動かす楽しさ、動かせるようになる嬉しさに魅了され、編集者一筋の人生に終止符! RYT200のほか、骨盤調整や筋膜リリースヨガなどの資格を取得。現在はヨガ指導者&フリーライターとして活動中。 『頑張りすぎる身体と心をゆるめるために』。ヨガとコトバで伝えています。