肩立ちのポーズ|効果とポーズのポイントをご紹介

肩立ちのポーズについて

逆転のポーズの一つである「肩立ちのポーズ」は、「アーサナの女王」と称されるポーズです。
サンスクリット語では「サーランバ・サルワーンガアサナ」といい、直訳すると「全身全てを支えるポーズ」という意味になります。

肩と上腕で体を支え、足を真っ直ぐ空に向かって持ち上げる、少し難易度が高めのポーズです。しかし、甲状腺を刺激するため、ホルモンバランスを整える効果が期待でき、身体のメカニズムの調整に役立つポーズです。

今回はそんな「肩立ちのポーズ」について、効果やコツを解説していきます。

肩立ちのポーズの効果とは?

「肩立ちのポーズ」は次の4つの効果が期待できます。

  • 腹筋・体幹の強化

肩立ちのポーズは、体全体を持ち上げ上半身で支えるため、腹筋や体幹を強化することができます。
逆に腹筋がない方は身体を支えることが難しいでしょう。「ポーズをうまく支えられない」という方はまずは腹筋や体幹を鍛えるポーズからはじめてみることをオススメします。

  • 自律神経を整える

アゴで喉を圧迫することで、喉にある甲状腺・副甲状腺を刺激し、自律神経を整える効果が期待できます。
自律神経を整うことで、リラックスしやすくなる、睡眠の質が向上する等の効果がありますよ。

  • 足のむくみ解消

逆転のポーズで足を天井に向かって持ち上げることで、下半身に溜まっている老廃物や余分な水分が流れやすくなり、足のむくみが解消されます。

  • 肩こり解消

うなじから背中の上部にかけてストレッチさせることができるため、凝り固まった首や肩の筋肉を解すことができます。
また肘をなるべく身体の内側に寄せ、肩甲骨を引き寄せることで、更に効果が高まりますよ。

肩立ちのポーズの禁忌とは?

次のような症状が当てはまる場合は、肩立ちのポーズをするのは控えましょう。

  • 首、肩、背中の故障
  • 緑内障など目の病気
  • 高血圧/低血圧
  • 心臓疾患
  • 骨粗しょう症
  • 生理中
  • 妊娠後期
  • 下痢
  • 頭痛

肩立ちのポーズは逆さまの状態になり、首に負担のかかる難易度が高めのポーズです。
無理をしてポーズを取ると、症状を悪化させてしまうので、気をつけましょう。

まずは鋤のポーズから

肩立ちのポーズに入る際は、鋤のポーズ(ハラ・アーサナ)から入るのが一般的です。

仰向けになり、足を持ち上げて頭の上の床に足を置くポーズで、首の柔軟性が必要になります。
首が硬いと状態を顔の方に引き寄せることができず、足が床につかなくなってしまいます。

鋤のポーズのやり方とコツ

肩立ちのポーズに入る準備として、鋤のポーズを行います。
このポーズを行う際は、マットレスなどの柔らかく不安定な場所ではなく、床の上にヨガマットを敷くなどして安定した場所で行うようにしましょう。

  1. 仰向けになり、両足をそろえます。両手は体側に伸ばし、手のひらは床につけます。
  2. 両膝を立てます。
  3. 息を吸いながら両足を天井に向けて持ち上げます。
  4. 両手で腰の当たりを支えるようにします。
  5. 息を吐きながら足先を頭の方へゆっくりと倒していきます。
  6. 足先を床につけて、膝を伸ばします。
  7. 安定していれば、腰から手を離して両手を組み、両腕で床を押すようにします。
  8. 姿勢をキーズしてゆっくりと呼吸をします。
  9. 戻る時は、まずゆっくりと手を開放し、腰に添えます。
  10. 息を吐きながら、腹筋の力を使い、ゆっくりと足をマットにおろしていきます。

コツとポイント

  • 足先が床につかない場合は、両手で腰をささえたままの状態で呼吸をしましょう。
  • ポーズを取った状態で首を動かすと、首を痛めてしまいます。ポーズを取っている時は、目を閉じるか、どこか一点を見るようにして、絶対に首を動かさないようにしましょう。
  • 骨盤が床と垂直になるように、背中を真っすぐ伸ばします。
  • 首ではなく、肩で床を押すようにします。
  • アゴは引いておきましょう。

肩立ちのポーズのやり方とコツ

続いて肩立ちのポーズのやり方について解説します。
難易度が高いポーズなので、まずは難易度の低いポーズでしっかりと身体をほぐし温まってきた後に練習を行いましょう。

  1. 鋤のポーズを取ります。
  2. 肘を曲げて両手を背中に当てます。
  3. この時、肘は肩幅くらいになるように、肩甲骨を寄せます。
  4. 安定したら、息を吐きながらゆっくりと足を天井に向かってまっすぐ持ち上げます。
  5. 姿勢をキープして、ゆっくりと呼吸をします。
  6. 戻る時は、息を吐きながら膝を顔に近づけます。
  7. 息を吐きながら、腹筋の力を使い、ゆっくりと足をマットにおろしていきます。

コツとポイント

  • ポーズを取った状態で首を動かすと、首を痛めてしまいます。ポーズを取っている時は目を閉じるか、どこか一点を見るようにして絶対に首を動かさないようにしましょう。
  • 脇は閉めましょう。
  • お腹に力を入れ、手ではなく腹筋の力で身体を支えます。
  • 足の付根を顔の方に押し出すと、腰が丸まりにくく、足が一直線になりやすいです。
  • 腹筋が弱く、足を持ち上げられない場合は、壁を使って練習しましょう。

肩立ちのポーズでホルモンバランスを整えよう!

アーサナの女王と呼ばれる「肩立ちのポーズ」は、甲状腺を刺激し自律神経を整えたり、肩こりを解消したりと様々な効果があります。
難易度の高いポーズなので、禁忌に気をつけつつ、身体をほぐしてから挑戦してみてくださいね。まずは鋤のポーズから入るのがオススメです。

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投稿者: ちーちゃん

会社員時代にヨガを始め、アフリカで青年海外協力隊として2年間活動後、インドに渡りRYT200の資格を取得。帰国後、YOGA Ed. キッズヨガ講師養成講座及びチェアヨガ講座PI1、助産師による産前産後ヨガ講座を修了。 現在はフリーのヨガインストラクター兼webライターとして活動中。ヨガ哲学が好きで、ポーズだけでなく心のヨガについても発信中。