「バストサイズを大きくしたい」「最近、バストの位置が下がってきた」「形をもっと綺麗にしたい」
そんな方におすすめなのが、日常生活にヨガを取り入れる方法です。
バストの土台となる胸の筋肉を鍛えるだけでなく、ストレッチによってバストまわりの血行促進を促す効果があるため、より効率的に理想のバストを目指すことができます。
さらに、ヨガによって体の歪みを整えると、バストの左右差を整えることもできます。
今回はバストアップに効果のあるヨガポーズだけでなく「なぜヨガがバストアップに良いのか?」という疑問に対する答えも解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
ただ大きいだけじゃダメ?美しいバストの条件
バストの美しさの条件はサイズの大きさではありません。
美バストのポイントは、ハリがあって上を向いていること。
近年はバストアップに効果的だと謳っているサプリも発売されていますが、美バストへと導くためにはサプリだけでは不十分。
「血行を良くして栄養を届けるためのバストマッサージやストレッチ」や「バストが垂れないように大胸筋を鍛える」などの要素も必要です。
そこでおすすめなのが健康や美容にも効果的だと言われているヨガ!
筋トレ要素だけでなくストレッチ効果もあるヨガは、綺麗なバストをキープするうえでも役立つエクササイズなのです。
バストアップにヨガが効果的な理由とは?
バストアップにヨガがおすすめできる理由は4つ。
どれも美しいバストに欠かせない要素なので、ぜひ覚えておきましょう。
大胸筋を刺激できる
バストは大胸筋と呼ばれる胸の筋肉によって支えられています。
そのため、運動不足や加齢によって大胸筋が衰えてしまうと、バストにとっては悪影響。
継続的に鍛える必要がありますが、ウエイトトレーニングはなかなか続かないという人も多いことでしょう。
しかし、ヨガなら気持ちよく体を伸ばしながら大胸筋に刺激を加えることができます。
「ラクダのポーズ」や「魚のポーズ」など、大胸筋にアプローチするポーズを行うと良いでしょう。
血行が良くなりバストへ栄養が届く
血行が悪く、バストへ栄養が届かないと、バストのハリがなくなってしまいます。
バストアップマッサージなどに代表されるように、バスト周りの血行を良くすることは非常に大切です。
ヨガでは胸周辺をほぐすことができるため、日常生活の動作だけではアプローチしにくい胸元の血行を促進することができます。
バストの左右差を整えることができる
誰しもバストには左右差があります。
左側にだけ心臓があるため、多少の差は仕方がないこと。
しかし、体の歪みがあるとさらに大きな左右差を生み出すことがあります。
ヨガで骨盤や背骨の歪みを解消すると体の左右差が緩和され、バストも左右のバランスが整います。
また、バストのたるみの原因になる猫背が改善されるため、上向きのバストを手に入れることができますよ。
女性ホルモンの減少を防ぐ
バストアップに欠かせない存在の女性ホルモンは、年齢と共にどんどん減ってしまいます。
女性ホルモンを急激に増やすことはできませんが、ヨガなら女性ホルモンのバランスを整えて、減少を防ぐことが可能です。
具体的には、骨盤まわりを刺激する「がっせきのポーズ」などがおすすめ。
ホルモンバランスが安定すると、生理痛や生理不順が解消されたり、自律神経が整ったりと女性に嬉しい効果がたくさん!
また、更年期症状の緩和にも効果的だと言われています。
バストアップに効果的なヨガのポーズ【初級編】
まずは、ヨガ初心者でも気軽にできるヨガのポーズをご紹介します。
ヨガでバストアップ効果を引き出していきましょう。
コブラのポーズ
コブラのポーズは胸の筋肉を刺激するだけでなく背中をきゅっと引き締めるため、後ろから見ても美しい胸のラインへと導きます。
後ろに反りかえる後屈系のポーズは無理に行うと腰を痛めるため、胸を開くようなイメージで行うように心がけましょう。
- うつぶせの体勢で寝転ぶ。
- 両手をパーの形に開き胸の横に置く。
- 息を吸いながら胸を開くようなイメージで上体を持ち上げる。
- そのままの体勢で呼吸を繰り返す。
体を持ち上げるときは、足が開かないよう内モモの力で引き寄せあいましょう。
力が逃げにくくなるため、胸や背中にしっかり効かせることができますよ。
ダウンドッグ
ダウンドッグは、体の側面から肩甲骨にかけてついている前鋸筋(ぜんきょきん)にアプローチできます。
前鋸筋を鍛えると、バストが垂れにくくなり理想的な位置をキープできます。
ヨガのレッスンに必ずと言っていいほど登場するポーズなので、ぜひマスターしてくださいね。
- 四つん這いの体勢になる。
- 両手をパーの形に開き、一歩前へと移動させる。
- 息を吸いながらお尻を持ち上げ、息を吐きながら指先から尾てい骨までを一直線にする。
- 吐く息に合わせて無理のない範囲でかかとを床につけ、ゆっくりと膝を伸ばす。
- 体勢をキープしながら呼吸を数回繰り返す。
かかとは無理して床につける必要はありません。
つま先を床につけたまま、その場で足踏みをするように足を動かすのもおすすめです。
足裏全体からお尻にかけて心地良く伸ばすことができますよ。
板のポーズ
板のポーズは、美しい姿勢に欠かせない背中の筋肉「脊柱起立筋」を鍛えることができます。
バストが垂れてしまう要因のひとつである猫背の解消に繋がるため、より効率的にバストアップを目指すことができます。
シンプルなポーズですが、腕やお腹の筋肉にもアプローチできるので、体を引き締めたい方にもおすすめです。
- 両手を肩幅に開いて四つん這いの状態になる。
- 片方ずつ足を後ろへと伸ばし、つま先を立てて腰を浮かせる。
- 視線は斜め前、頭頂部からかかとまで一直線上になるように調整する。
- そのままの体勢で呼吸を繰り返す。
腕や足だけで体を支えようとするのではなく、腹筋や背中の筋肉を意識しましょう。
お腹を凹ますように行うとしっかり効いてきますよ。
バストアップに効果的なヨガのポーズ【中上級編】
つづいて、バストアップに効果的なポーズ(中上級編)をご紹介します。
無理をせず自身の身体と相談しながら、チャレンジしてみましょう。
魚のポーズ
魚のポーズでは大胸筋を鍛えるだけでなくリンパを活性化させることができるためバストアップに効果的。
デコルテ周りの老廃物をすっきりと流してくれるので、美しい胸元に憧れる方におすすめのポーズです。
寝転んでできるポーズなので、朝起きた時や寝る前など気軽に取り入れられますよ。
- 仰向けに寝転がる。両掌は床につけて体の横に添える。
- 両手をお尻の下へと移動させ、少し背中を持ち上げながら背中側で肘を寄せる。
- 肘で床を押して、喉を持ち上げるようなイメージで頭頂を床につける。
- 肘で床を押し続けながら、ゆっくりと呼吸を繰り返す。
頭を下に向ける魚のポーズは、稀に頭に血が上ってしまうことがあります。
ポーズ後は急に起き上がったりせず、仰向けのまま少し時間をおきましょう。
ラクダのポーズ
ラクダのポーズでは、大胸筋を鍛えるとともに背中を刺激して姿勢改善へと導く効果があります。
普段、猫背になりがちな方や肩凝りにお困りの方へもおすすめです。
柔軟性が必要な強度の高いポーズであるため、できる範囲で行ってくださいね。
- 両膝を肩幅程度に開き膝立ちになる。
- 指先を床に向けた状態で両手を腰に添え、肘を寄せる。
- 股関節を前に押し出すようなイメージで上体を後ろに倒していく。
- 目線を天井に持ち上げ、胸を前方へと押し出す。
- 余裕があれば左右の手でそれぞれのかかとを掴み、胸をさらに高く突き出す。
- 数呼吸キープする。
ポーズが終わったら両手を腰に戻し、ゆっくりと体を起こすと腰を痛めにくいですよ。
腰を反らすのではなく、お腹を前に押し出すイメージで行うのがコツ。
肩に力が入らないようにすると、正しいポージングに近づきやすくなりますよ。
オンラインヨガでバストアップ効果を得たいなら
バストアップに効果のあるポーズを取り入れることも大切ですが、まずは女性ホルモンのバランスを整えるために、定期的な運動を取り入れるのもおすすめです。
classmall(クラスモール)では朝から夜まで様々な時間にレッスンが開催されているので、空き時間にヨガで運動習慣を身に付けてみませんか?
レッスンはウォーミングアップから始まり、少しずつ体をほぐしていきます。
自律神経を整えながら、むくみを解消したり、心と体の疲れを取り除いていくため「最近、頑張り過ぎている」「なんだかイライラする」「体の不調が続いている」という方にもぴったりです。
ぜひ心地よい時間をお楽しみください。