気づかないうちに自律神経が乱れているかも?
「なかなか寝付けない」「寝るのは早いけれど朝起きられない」「寝るのも遅いし起きられない…」
と睡眠リズムが乱れがちな方も多いのではないでしょうか。
睡眠の質は次の日の1日のパフォーマンスを決めると言っていいほど大切で、
そこに何かしらの不調を抱えている方は自律神経が乱れているのかもしれません。
今回は、自律神経を整える、おうちでもできるリストラティブヨガについてご紹介していきます!
そもそも自律神経とは?
「自律神経を整える」「自律神経のスイッチの切り替えを上手に行う」など、自律神経という言葉は今や巷に溢れかえっています。
コロナ禍で心身のバランスが取れないな、という人も増えてきた中で、メンタルヘルスやマインドフルネスへの興味関心も一時期より高くなってきたように感じます。
- そもそも自律神経って何?
自律神経とは、主に臓器の働きなどを調整してくれる神経で、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、日中活動しているときに優位に働き、仕事をしたりする時のエネルギーを生み出してくれます。
そして副交感神経は、寝る時やリラックスしているときに活発になります。
精神的ストレス、肉体疲労や昼夜逆転生活、不眠などが原因でこの2つの神経が乱れると、
不安になったり、身体が重だるくなったりして心身に支障をきたします。
現代社会に生きる私たちには、朝起きてから寝るまでに、個人差はあれど何かしらのストレスを感じながら生活しています。
仮にストレスがあまりなかったとしても、過度なデバイスの使用による目や脳の酷使、疲労などで神経が興奮状態に陥っている場合があります。
いわゆる心と身体がオーバーヒートな状態。このままでは神経の切り替えスイッチがうまく作動しません。
こんな時は、自分自身を意図的にリラックスモードに持っていく事、つまり副交感神経を優位にしていく事が、良い睡眠、快適な自分時間への第一歩なのです!
リストラティブヨガとは?
リストラティブヨガ、というヨガクラスをご存知の方もいらっしゃるでしょうか。
とあるアメリカの理学療法士によって考案されたヨガで、回復するという意味の「restore」が語源と言われています。
誰もが無理をせず、リラックス状態に入っていけるよう、プロップスという補助器具を使ってポーズをとります。
レッスンでポーズを取る時は、座っているだけでもお尻周りや足の外側に自然と力が入ってしまいます。
自然に起こる体の緊張もすべて解放していくために多くのプロップスを利用し、身体をゆだねていきます。
筋肉を伸ばす、鍛えるというよりも、手放す、ほぐすといったリラクゼーションを目的としたヨガの種類です。
代表的なプロップスとしては、
- ボルスター
- ブロック
- アイピロー
- ブランケット
- ベルト
などがあります。
こちらが実際にプロップスを使用したリストラティブヨガの様子です。
様々なプロップスを使い、床と身体の隙間を埋めていくようにします。
ひとつのポーズに長い時間をかけて、深い呼吸を繰り返します。
仰向けの合せきのポーズ(上記画像のポーズ)で片鼻呼吸法を行うのも良いでしょう。
心と身体に休息を与えることにより、ちぐはぐだった2つのバランスが整っていきます。
自宅にあるものでできる!簡易ボルスターの作り方
プロップスを揃えるのはハードルが高い、という方も大丈夫!
自宅にあるもので簡易的なボルスターを作る事ができるのです。
用意するものは
- バスタオル2枚ほど(ブランケットでもOK)
- まくらやクッション
このように、枕を2つに折るなどして硬さを出して、バスタオルやブランケットでくるみます。
(ゴムバンドやベルトがあれば解けないように縛ってもOK)
その他、大きめのブランケットを重ねてぐるぐる巻いて作っても良いです。ブロックがない、という方は辞典など硬い本を使ったりするのもあり。
こんな風に自宅にあるものでも簡単にヨガのプロップスが作成できます!
ぜひ、この機会にリストラティブヨガに出会ってみてくださいね!
さぁ、おうちで究極のリラックス時間を過ごしましょう!
classmall(クラスモール)では朝から夜までバラエティ豊かなレッスンを多数展開しています。
プロップスも準備できたし、リラックスヨガを受けてみたい!という方はこちらのレッスンがおすすめです!
心身ともに健康で、質の良い睡眠をとることができれば毎日がもっと明るく、輝いて見えるはず。
私たちは本来、自然治癒力を持っています。人間が本来持つ力を使って、出来る限り自力で英気を養えるようになっていただけたら嬉しいです。
毎日を頑張るあなたへ、一度立ち止まって自分の心身と向き合う時間を創るきっかけとなりますように。