ダンサー活動後、怪我を機にヨガの道へ、『強く美しくしなやかに』内側から輝く心と身体作りで身体と心に嘘をつかないアーサナを行い、それぞれの身体や体質、そして心に寄り添い人生そのものである『生きるヨガ』を提案。
2021.3.31
元々はダンサー活動をおこなっていました。バレエやジャズ、コンテンポラリーダンスなど、様々なダンスを経験していくうちに、ダンスだけでなく「表現」すること自体へ興味が沸き、ダンスだけではなく役者の活動する機会もありました。
楽しいけれども昼夜問わない生活や競争する毎日が続いていたので、ボディメンテナンスの一環で、10代の頃にヨガを始めました。
ダンサー時代の生活は、自分自身の心も身体も、とても追い込んでいたと思います。そんな日々が続いたある日、怪我をしてしまいました。その怪我をきっかけに、ボディメンテナンスのためにやっていたヨガを、深く学び始めました。ヨガのレッスン中に先生がお話してくれることがあると思うのですが、その時先生が話してくれた一言が、すごく私の心に響いて。その言葉を心に留めながらヨガのポーズをとり、シャバーサナ(屍のポーズ)から起き上がると身も心も軽くなっていた経験があります。
その経験をしてから、ヨガをすることで身体の不調がよくなるだけでなく、「こんな自分でも良いんだ!」と、自分自身を認めてあげられるようになっていきました。このことから心と体が繋がっていくことを改めて実感し、この経験をいろんな方に伝えたくてヨガの講師の道を歩み始めました。
わたしのレッスンの特長は、一言で表すと「動き続ける」のが特長です。ヨガは色々な流派やスタイルがあります。身体を伸ばしてリラックスするスタイル、一つのポーズを極めていくスタイル等々…そんな中、わたしは動き続けることで自分の身体に集中していく、内観を強く意識するヴィンヤサというスタイルをとっています。
そうですね。わたしがヨガのレッスンを受けていたときに先生の一言を聞いて感動したように、ヨガを受ける方って運動するだけじゃなくって心の状態も美しくしたい人が多いと思うんです。オンラインのレッスンだと物理的な距離があるので人の温かさは感じにくいかもしれませんが、わたしが今まで教えてもらってきたようなことを共有することで、身体だけでなく心も気持ちよくなれるようなレッスンを目指しています。
人になにかを共有したり伝えることで、誰かが幸せになってくれたときって、自分で嬉しかった時の100倍くらい嬉しいです。たとえばレッスンでヨガを通して何かを伝えて、生徒さんがそれを受けて「気持ちよかった!」と言ってくれた時に幸せを感じたり。
このためには何が必要かなって考えると、自分が実感・体感した『本当に良い』と思うものを嘘をつかず発信し続けることなんですよね。なので誰かに何かを伝えたいときは、まずは下手くそでも文章にして嘘偽りない素直な気持ちを書き出しています。それを読み直して「読みやすいかな」「これだと伝わるかな」という観点で整理整頓して、その整理整頓した自分の考えを誰かに伝えて共感がどこかで生まれて、またそれがもしかしたら誰かに伝わっていく。この幸せの連鎖を続けられるといいなと思って、日々過ごしています。
インタビューを終えて
クラスモールスタッフからのコメント
梅澤先生がディレクターをつとめる、小田原のstudio MINAKAで撮影とインタビューをさせていただきました。まずMINAKAの景色の良さは素晴らしく、海と山に囲まれ、開放的でとても気持ちの良いスタジオでした。
梅澤先生は、柔らかくて温和。誰もが憧れる著名なインストラクターさんなんだけど、近寄りやすい。初めてお話したときにそのような印象を持ちました。 実際にオンラインレッスンにも参加しましたが、生徒さんがレッスンについてこれているかを、画面越しに何度も確認されている姿が印象的でした。 クラスモールではヴィンヤサヨガを中心にレッスンをご提供され、しっかり動きたい方、汗をかきたい方に是非おすすめしたいです。オールレベルで提供していただけるので初心者の方でも無理なく参加できるかと思います。
レッスンの開始前後には、先生のお話(小噺?)も聞けますよ!ヨガに関係することから趣味のことまで。内容はお楽しみに。ぜひ一度、梅澤先生のレッスンを体験してみてくださいね。
Photo by = Kunitaka Otomasu ( @oh_tomas_92 )
Studio = Studio Minaka Odawara ( @studio_minaka )