みなさん、こんにちは。
小豆島のヨガインストラクターのMOMOYOです。
ヨガのレッスンを受けた際、瞑想時などに「チン・ムドラー」「アンジャリ・ムドラー」など「〜ムドラー」という言葉を聞いたことがありますか?
「なんだろう?」とそっと先生の方を見てみると、何やら指の形を変えている?
そう、それがムドラーです!

何のために手の形を変えているのか?
今日はヨガの手のサイン、ムドラーについて、アーユルヴェーダの知識も少しだけ絡めながら徹底解剖していきます!
ムドラーって何?何のためにするの?
そもそもムドラーとは何なのでしょうか?ムドラーには、「印、封印、手相」といった意味があります。
手の指一本ずつににそれぞれ意味があると考えられ、その組み合わせにより、自分の生命エネルギー(プラーナ)に働きかけ、心身のバランスを整えていく技の一つと捉えられています。
手や指でシンボルを作り、瞑想や呼吸を深め、パワーを高めていく方法として使われます。
それぞれの指が持つ意味は、
- 親指:ブラフマン(神・宇宙)
- 人差し指:アートマン(自我)
- 中指:サットヴァ( 調和)
- 薬指:ラジャス(活動的・情熱)
- 小指:タマス(動きのない・鈍質・怠惰)
だと言われています。親指とその他の指をくっつけたり、親指で他の指を押さえるムドラーも多いですが、親指が神様だとするなら、「今の乱れた状態を鎮めていきたい」と思っている時にそのような手のサインをとるのは理にかなっているのかもしれませんね。「神に抑えてもらおう!」、そんな考え方なのでしょうか。
レッスンや練習時に使える、ムドラー5選
- チン・ムドラー

親指と人差し指の先端を繋げて輪を作ります。比較的ポピュラーなムドラーです。自分自身と宇宙をつなげ、集中力を高めるムドラーです。このムドラーによってエネルギーが循環し、外に出ていかないようになると言われています。
- アパーナ・ムドラー

消化に効果のあるムドラーと言われています。グラウンディング感を与え、エネルギーのバランスを整えてくれます。ソワソワしている時、胃の調子が悪い時におすすめのムドラーです。
- プラーナ・ムドラー

生命のムドラーと呼ばれています。すべてのエネルギーの循環を促し、流れる方向を調整してくれます。この手のサインは、どのような状況下でも心身のバランスを整え、外の出来事に左右されない「自分自身」を形成してくれます。電車の中、人混みの中、緊張するような場面でこのムドラーを作っていますが、自然と落ち着くような気がします!
- ヴァーユ・ムドラー

関節炎に効果のあるムドラーと言われています。ヨガやアーユルヴェーダの世界における「ヴァータ=風」の要素の乱れにより起こると言われる関節痛や炎症を鎮め、落ち着いた感覚を取り戻してくれます。私は足の付け根が痛くなると、よくこのムドラーを組んで瞑想しています。
- スーリヤ・ムドラー

太陽のムドラーと言われています。(太陽礼拝をサンスクリット語だとスーリヤナマスカーラと言いますね!)太陽=情熱=ラジャスの性質を神・宇宙をあらわす親指で押さえています。これもアーユルヴェーダのお話になりますが、情熱的な火の要素が強くなりすぎると、消化不良をおこすと言われています。そんな症状が出てきた時におすすめのムドラーです。
よくわからない?ムドラーの捉え方
ムドラーしかり、マントラ(ヨガの前後に唱える呪文のようなもの)しかり、よくわからない。と思う方もいるかもしれません。
また、手のサインだけで消化不良が治るの?と疑問に思う方もいるはずです。その気持ち、よくわかります。私も最初はそう思っていたからです。
ただ、ヨガの練習を続けていく中で、マントラを唱えたりムドラーを組みながら瞑想や呼吸法をしていると、手の形が大切なのではなく、「そこに向かう自分の意識の方向性を知る」事が大切だと気づいたのです。
ヨガは、ポーズを完璧にとる事がゴールではなく、そこに向かう際の自分の集中力や筋肉の動き方、呼吸やその時の感情を見ていく自己観察の時間だと感じています。
ムドラーも一緒で、組んだ手の形からどんなエネルギーを受け取っているかを感じとっていく事が大切なんだと思います。
短絡的にならず、長い目でムドラーを、そして自分の感覚を磨いていく練習をしていきましょう!
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スポーツの秋とよく言いますが、何かを始めるには春か秋なイメージがある私です。皆さんも、この機会にぜひ新しい習い事を始めて日常に彩りを加えましょう!