『インポスター(ペテン師)症候群』をご存知ですか?
インポスター症候群とは、自分の成果や達成したことを自分で肯定できず、自分を詐欺師のように感じる傾向のこと。
簡単にいうと、「知らず知らずのうちに、自分で自分の足を引っ張ってしまう」状況を生み出す心の状態です。
日本ではまだあまり耳馴染みのない言葉かもしれませんが、海外では、あのオバマ前大統領夫人のミシェル・オバマさんや、Facebook COOのシェリル・サンドバーグさん、女優で活動家のエマ・ワトソンさんなども、「インポスター症候群に陥ったことがある」と発言し、近年注目を集めています。
<こんなことはありませんか?>
・人から褒められたい・評価されたいと思いつつも
実際にそうされると「本当にそう思ってる?」と疑う
・新たな商品やサービスをリリースする時、値段に見合ったものになっているか不安でいっぱいになる
・いつも100%の納得いく仕事をしないと気が済まない
・仕事をしていない時間を無駄に感じる
・「このままじゃダメだ」という不足感から資格を取るなど勉強をする
・「専門家」「プロ」と名乗ることに怖気づく
・新しいことに挑戦する時ドキドキしてしまう
(動悸・冷や汗・ストレスで眠れない)
・上手くいきすぎると不安になる
・社会的に評価(表彰される、選抜される、昇進するなど)されるのは嬉しい反面、その評価に自分は見合わない気がして手放しに喜べない
・自分が尊敬する人たちと同じ土俵に立った時、「私なんかがここにいちゃいけない」「私なんかが発言しちゃいけない」と逃げ出したくなる
どれか一つでも当てはまるものがあったら、インポスター症候群に陥っている可能性があるかもしれません。
やっかいなのは、この症状が出やすいのは「いろんなことが上手くいっている時」や、「いわゆる成功を手に入れた時」。
つまりは、自分がすごく望んでいたことや、本当は嬉しいことなのに、「そんなにすごい人間じゃないのに…」と、現実を気持ちよく受け入れられないないのです。
ここで、「あぁ、私は今インポスター症候群に陥っているんだな」と気づけたら良いのですが、気づきもしないと、さらに自分で自分の足を引っ張るようになります。
例えば、過去の自分の失敗を思い出して自己否定に走ったり、上手くいっていないことに意識を向けて、悩みを自ら大きくしようとしたり・・・
放っておいたら、うつ病や不安神経症、燃え尽き症候群などに発展するケースもあります。
<この講義をお届けしたい理由>
実は私は、過去に2年間くらい、発信が恐怖でしかなかった時期がありました。
きっかけは、お仕事で自分の中では満足に出来なかった、オリジナリティー(自分の想いやクリエイティビティ )を充分に込められなかった…という経験。他の誰に批判されたわけでもないのに、自分自身が「満足な仕事ができなかった」と思い、その後なかなか仕事に前向きに取り組めなくなってしまいました。
専門家と発信するなんて、ましてやそれでお金を頂戴するなんて、私にはそんな資格がない。
まさに、自分自身のことを”詐欺師”のように捉えていたのです。
自分で自分の心に、ずっとナイフを向けている感じで、当時は本当にしんどかった・・・
その後、この概念に出逢い、色々と調べて、「そーゆうことだったのね!」とたくさんの気づきを得ました。
特に衝撃的だったのは、自分自身が落ち込んだ原因は「納得がいく仕事ができなかったから」と思っていたけれども、実際は、「仕事がうまくいっていた」ということが本当の理由だったのです。
どういうことかというと・・・当時、ヘルスコーチやヨガ講師として活動を始めたばかりの私にとって、とても贅沢に感じるようなお仕事をたくさん経験させてもらっていました。
朝ドラ女優さんのミュージカルに備えた個別ヨガ ・コーチング、Jリーガーのメンタリング、大企業での研修講師、学校での授業講師、人気ヨガウェアブランドのアンバサダー就任、リッツ・カールトンバリでのリトリート開催、出版のお話をいただく、ラジオ番組を持つ・・・
本当にたくさんの機会に恵まれ、お仕事が波に乗っていたのです。
そこで、他の誰もが気にしないようなことを、自分自身が問題視し始めた。
つまりは、【いろんなことがうまくいっていたからこそ、そのスピード感に怖気付いて、自分で自分にブレーキを踏むように自己批判していた】のです。
これがまさに、インポスター症候群が生み出す状態です。
<この概念を知るとどう変わるか>
「上手くいっている時」「社会的に成功している時」に出てくる恐怖心、そして行うセルフサボタージュ(自己破壊行動)。
約70%の人が経験しうるとの研究報告もあるこの症候群ですが、多くの人はその存在すら知らないから、「自分で自分の可能性を潰している」ことにすら気付いていないかもしれません。
それが、とても残念でならない!「苦しまずに成功できる」を、もっと社会のスタンダードにしていけたらと思っています。
現時点では、科学的に効果が認められた治療法や研究はないのですが、まずはその実態を知ること。
知るだけで、「あぁ、今私インポスターに陥ってるんだな」と自分自身を客観視することができるようになり、負のループに飲み込まれることを回避できるようになります。
私自身はインポスター症候群の研究者でも、専門家でもありませんが、ホリスティックヘルスコーチとして、また、インポスター症候群に陥って克服してきた経験者として、より多くの人に知ってもらいたい。
もっとのびのびと活躍する楽しさを手に入れるきっかけとなれたら・・・そんな想いで、この講義を開催いたします。
<この講座で学べること>
・インポスター症候群とは
・インポスター症候群の事例
・インポスター症候群にまつわる研究とその結果
・インポスター症候群に陥りやすい人の特徴
・インポスター症候群に陥った時の対処法
♢講義の中では、ご自身のことをより深く知るためのワークをご用意していますので、ノートとペンをご用意ください。
♢画面オンだととっても嬉しいですが、画面オフでもご遠慮なくご参加ください^^
♢アーカイブでのご受講も可能です。(ご視聴期限1ヶ月)
クラス開始の30分前まで
クラス開始30分前まで: 無料
それ以降: お支払い金額の100%
こんにちは!
ホリスティックヘルスコーチ・ヨガ講師・健康管理士のCoco(栗原加奈子)です。
Classmallを通して日本全国の方と繋がれること、とても嬉しいです。
私は、20代半ばに心身のバランスを崩したことをきっかけに、初めは自分がちょっとでも良くなるようにとの想いでウェルネスを学び始めました。
少しずつ毎日の中で実践していったことで、心身とライフスタイルはどんどん変化していき、今ではライフワークとして【すべての人に、自己愛と自分の人生を楽しむ喜びを】伝えたいという想いで活動しています。
特に、「もっと頑張りたいのに思うように頑張れない」「心から夢中になれることが分からない」「今の人生に不満ではないけれど、このままで終わりたくもない」というようなお悩みを持っている方々に、自分に合ったセルフケアやライフスタイルを見つけ、納得感のある生き方ができるようサポートさせて頂くことが得意です。
一人でも多くの方が、自分にやさしいがんばり方を通して、「私らしく健やかに、理想の人生を生きる」ことを叶えるお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。
レッスンでお会いできることを、とても楽しみにしています♡
<<プロフィール>>
総合商社の財務部で貿易関係業務を経験後、演劇学校で芝居を学んだことをきっかけに、心身の繋がりに興味を持つ。幼少期から好きだった表現の世界へ。
2年間演劇学校で芝居を学び、心と体は繋がっており、健康が人の存在感や魅力発揮にも深く関連することを実感する。
その後ロンドンにてヨガインストラクター、NY発祥のホリスティックヘルスコーチ、日本にて文部科学省後援健康管理能力検定一級・健康管理士一般指導員の資格を取得。
現在は、健やかな心身と理想のライフスタイルを叶える
包括的なセルフマネジメント力が身につくオンライン講座や、「自分らしさ・想い・ ウェルネス」を軸に、リーダーシップとビジネス力を育むコミュニティを運営。
6カ国に在住経験があり、2019年10月までの2年間は、車で生活しながら世界一周し、50カ国以上を訪問した。
今後は世界で活躍する日本人女性のサポートをすることが夢。
今現在は、夫、愛犬わさび、愛猫おもちとともに、バンライフで北海道から沖縄を目指して移動しながら生活している。