男性がヨガを行うことで得られる効果やメリットはたくさん!しかし、女性が多いイメージのあるヨガ教室に行くのは少しハードルが高いかもしれません。
それならまずは、自宅でヨガに取り組んでみませんか?今回は、男性がヨガをするメリットや家でできるおすすめのポーズを解説。さらに、自宅でできるオンラインレッスンについても紹介します。ヨガに関心を持っている男性の皆様、必見です。
ヨガを始める男性が急増中!
「ヨガ=女性がするもの」というイメージを持っていませんか?意外なことに元々ヨガは主に男性が行う運動技法でした。ヨガ発祥の地であるインドでは、かつて若い男性が修練法としてヨガを学んでいたのです。
ヨーガはインドでは伝統的におおむね男性のものであり、現在もインドでは指導者の大部分が男性であるといわれるが、欧米では指導者も実践者も主に女性で、女性的な実践として受容されている。
ヨーガ – Wikipedia
インドや欧米では男性がヨガをする光景が当たり前。日本ではまだまだ男性のヨガ人口は少ないですが、それでも少しずつ男性のヨガ講師が増えてきて、それに伴いヨガを始める男性も増加傾向にあります。
最近では芸能界でもヨガに取り組む男性が増えてきたので、参考までにチェックしてみましょう!
ヨガをやっている男性有名人
ヨガを始める日本人男性が増えてきているといっても、「自分の周りにはいないよ」と感じたかもしれません。確かにまだ日本人男性のヨガ人口はそれほど多くなく、身近では見つけられない人が多いでしょう。
しかし、芸能人やスポーツ選手の中にはヨガを取り入れている男性が多いのです。具体的には以下の人たちがヨガをやっていることを公表しています。
- 片岡鶴太郎さん(俳優)
- 長友佑都さん(サッカー選手)
- アンジャッシュ・児嶋一哉さん(お笑いタレント)
- イチローさん(野球選手)
- 西島秀俊さん(俳優)
- 市川海老蔵さん(歌舞伎役者)
中でも有名なのが俳優の片岡鶴太郎さん。
「午後11時に起きてヨガが終わるのが朝5時ぐらいなんです。6時間丸まるやってるワケ」と驚きの生活習慣を明かします。なんでも寝るのは夕方5時、6時だとか。
衝撃!片岡鶴太郎のヨガライフ「夜11時に起きて終わるのが朝5時ぐらい。丸々6時間…」|テレ東プラス
2021年4月に出演したテレビ番組では、毎日夜11時に起きてヨガを始め、朝5時まで6時間ほどヨガをやっていることを明かしていました。インド政府公認の「プロフェッショナルヨガ検定・インストラクター」に合格するなど、芸能界屈指のヨガ愛好家です。
男性がヨガで得られる5つの効果
男性はヨガをすることで多くのメリットを得られます。今回は、主なメリットを5つ紹介します。
筋肉量が増えて全身が引き締まる
1つ目に挙げられるメリットは、筋肉量の増加です。穏やかな動きが特徴的なヨガですが、実は全身の筋肉を使っています。全身をバランスよく鍛えられるため、しっかりと引き締まった男性らしい体を目指せますよ。
日常生活では使わない細かい筋肉まで鍛えられるのもヨガの魅力。姿勢を維持するための筋肉も強化することができ、正しい姿勢を身につけることでスタイルアップが実現します。
インナーマッスルを鍛えることができる
ヨガを行うことで、体の深層部にある「インナーマッスル」という筋肉を効率的に鍛えることができます。
インナーマッスルとは身体の深いところに位置する筋肉で深層筋のことを指します。インナーマッスルに対してアウターマッスルは、身体の表面に位置する筋肉のことを指し、表層筋のことを指します。
インナーマッスルとは | 健康長寿ネット
筋トレをしている男性も多いと思いますが、一般的なウエイトトレーニングの目的はアウターマッスルの強化です。ヨガでインナーマッスルを鍛えると姿勢が良くなったり、内臓を正しい位置に収めることができたりと、ウエイトトレーニングとは異なるメリットを得ることができます。代謝も今以上に高めることができますよ。
腰痛や肩こりが改善する
ヨガを行うことで、慢性的な腰痛や肩こりが改善できる可能性があります。腰痛や肩こりの主な原因は以下の通りです。
- 血行不良
- 姿勢の悪さ
- ストレス
- 筋肉量の少なさ
など、ヨガには血液循環を良くする効果、姿勢を良くする効果が期待できるため、慢性的な腰痛や肩こり改善に効果的です。また、ヨガで全身の筋肉をほぐし緊張を和らげることで、腰痛を緩和することができます。慢性的な腰痛や肩こりに悩まされている人にはヨガがピッタリなのです。
集中力が高まる
ヨガを通して呼吸や体の動きに意識を向けることで、集中力が高まると言われています。自分自身にしっかりと集中できると雑念が消え、脳のリフレッシュ効果もUP。ヨガを日常的に行えば、脳が活性化されて集中した状態に入りやすくなりますよ。
また、ヨガポーズの中には集中力を高める効果があるものもあります。ヨガを行う時はそれらのポーズを積極的に取り入れましょう。
心身を穏やかに保つ
ヨガの深い呼吸は自律神経のバランスを整えるのに効果的。自律神経が整えば様々な不調が緩和されたり、精神面に余裕が生まれたりします。
自律神経には緊張時に活発になる「交感神経」、リラックス時や休息時に活発になる「副交感神経」の2つが、ストレスが多い人は交感神経が優位になりがちです。
深くゆっくりとしたヨガの呼吸を繰り返すことで、副交感神経が優位になりストレスにより感じる不安やイライラを緩和することができます。それにより精神面に余裕が生まれれば仕事やプライベートで冷静な判断ができ、周囲からの信頼度UPという嬉しいメリットも得られるかもしれません。
男性におすすめのヨガポーズ3選
男性におすすめしたいヨガポーズを3つ紹介します。仕事の合間や就寝前の時間などを活用して、ヨガに挑戦してみましょう。
猫のポーズ
- 肩の真下に手首、股関節の真下に膝が来るように四つん這いになる。
- 息を吐きながら背中を丸めていく。ヘソを持ち上げるようなイメージで、両手両足で床を強く押す。
難易度が低く、初心者でも取り組みやすい「猫のポーズ」。猫のポーズには自律神経を整える効果があり、精神的にリラックスすることができます。仕事や人間関係での悩みを抱えている人、ストレスを感じやすい人におすすめのポーズです。
英雄のポーズ1
- 両足を揃えてマットの前方に立ち、左足を大きく後ろに引く。
- 後ろに引いた左足のつま先を正面よりやや外側に向ける。
- 右膝がかかとの真上にくるまで曲げ、腰を沈めていく。
- 両足で床を踏みしめながら、両手を頭上に上げる。
- そのまま3~5呼吸キープする。
足を前後に開いて両手を上げる「英雄のポーズ1」。上半身を伸ばしてリフレッシュ効果を高めつつ、下半身の筋肉を強化してくれます。男性らしいかっこいいポーズなので、ぜひチャレンジしてみてください。
プランクポーズ
- 床に四つん這いになる。
- 片足ずつ後ろに伸ばす。つま先は立てた状態にする。
- 頭頂からかかとまでが一直線になるよう調節する。
- 肩甲骨を寄せて30秒ほど呼吸を続ける。
- 息を吸いながら元の位置に戻す。
Plank(プランク)は英語で「板」を表す単語。頭からかかとまでを一直線にする姿が板のように見えることから、「プランクポーズ」という名前がつきました。上半身を中心に全身の筋肉を鍛えられるポーズです。腕や手首を強化したい人にもおすすめ。
ヨガを始めたい男性にはオンラインレッスンがおすすめ
ヨガは男性にもおすすめの運動です。ヨガを行うことで、筋肉量を増やして男性らしい体を目指せます。集中力の向上や精神面での安定も期待でき、仕事やプライベートの充実も期待できますよ。
ヨガを始めたいと思っていても、「独学で始めて大丈夫?」「女性に混ざってヨガレッスンを受けるのが恥ずかしい」と不安に思っている男性には、classmallのオンラインレッスンがおすすめ。
classmallには、身体を柔らかくしたい方へのレッスンが得意な橋本あん先生、パワフルな力強い体を目指す男性向けのメニューも提供する稲垣智彦先生などがいらっしゃいます。
独学でヨガを学ぶのも悪くはないものの、先生たちのオンラインレッスンを受けることで正しいポーズを身につけることができます。体を鍛えたい男性、毎日をもっと充実させたい男性はこの機会にヨガを始めてみませんか?