「チャクラ」とは、体の中にあるエネルギーが出入りしている場所のこと。
サンスクリット語で「車輪」「回る」という意味を持つ通り、エネルギーはチャクラをポイントに体内をグルグルと回り、様々な活力を生み出しています。
何らかの事情により各チャクラの働きが鈍化するとエネルギーが巡らなくなり、鈍化したチャクラを中心に不調が表れることも。
今回は全部で7つあるチャクラのうち、下腹部や腰回り、創造性や感受性を司る「第二チャクラ」について解説していきます。
第二チャクラを活性化するためのヨガポーズもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
第二チャクラとは?
第二チャクラとは、下腹部にあるチャクラのこと。
ヨガをしていると「丹田(たんでん)」という言葉をよく耳にしますが、ヘソから約10cmほど下にある丹田こそが第二チャクラの場所であると言われています。
また、各チャクラには共鳴する色や香り、音が存在するもポイント。
第二チャクラが共鳴する色はオレンジ、香りはローズやジャスミン、音は「レ」です。
これらを積極的に取り入れると、第二チャクラを活性化することができます。
第二チャクラ持つ意味・与える影響について
7つのチャクラはそれぞれ心と体に深く関連しています。
第二チャクラが関連している体のパーツは下腹部や腰まわり、生殖器。
そのため、第二チャクラが弱ると腰痛や坐骨神経痛、婦人科系の不調を感じる可能性があると言われています。
また、第二チャクラは「創造性」や「感受性」といったキーワードを持つチャクラ。
第二チャクラが活性化されているときは情緒が安定したり、自分に自信を感じたり、新たな人間関係を築こうとしたりします。
逆に第二チャクラが弱っていると情緒が安定せず、人と関わるのが嫌になってしまうということも。
性への依存も強くなってしまい、健全な恋愛ができなくなってしまうという危険もあるのです。
第二チャクラを活性化すれば、感受性も人間関係も豊かになります。
まさに人生の発展・創造に欠かせないチャクラといえるでしょう。
第二チャクラを活性化するヨガポーズ
チャクラを活性化する方法はいろいろありますが、ヨガも非常に効果的。
第二チャクラを活性化させるには、第二チャクラがある下腹部を刺激するようなポーズを取り入れましょう。
三角のポーズ
- 両足を肩幅の2倍くらいに開いた状態で立つ
- 右足のつま先を右側へ、左足のつま先を正面へ向ける
- 両手を肩の高さに広げ、右手を右側に伸ばすよう上体を右に引っ張る
- 3と同時に骨盤を左側に引く
- 上半身と骨盤を限界まで引きあったら、両手を上下に広げる
- 目線を上の手に定め、数呼吸キープする
- 1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
「三角のポーズ」は全身をダイナミックに使うポーズです。
ウエストの引き締めや股関節の柔軟性アップ、便秘解消など美容効果が高いポーズとして有名ですが、第二チャクラを活性化するのにも効果的。
ポーズ中にお尻が引けてしまったり、上半身が前傾してしまうと効果が半減してしまうため、骨盤をグッと前に押し出してみましょう。
狭い隙間でポーズをとるようなイメージを持つとうまくできますよ。
バッタのポーズ
- マットにうつ伏せで寝る
- 足を腰幅に開き、つま先をピンと伸ばす
- 両手を背中側で組み、肩甲骨を寄せる
- 息を吸いながら拳を後ろに引っ張り、上半身を持ち上げる
- 吐く息に合わせ、足の付け根から両足を持ち上げる
- 数呼吸キープする
「バッタのポーズ」は背中の引き締めや姿勢改善、肩こりの解消に効果的なポーズです。
うつ伏せで行うことで下腹部が刺激され、第二チャクラの活性化にも役立ちます。
ポーズ中に足が開いてしまうと力が逃げてしまうため、内腿の力で両足を引き寄せあうのがポイント。
また、肩が上がらないよう、肩と耳を引き離すイメージで状態を持ち上げるとポーズの効果が高まりますよ。
船のポーズ
- マットに両足を伸ばした状態で座る
- 膝を軽く曲げ、両手をお尻のやや後ろにつく
- 息を吸いながら背骨を伸ばし、吐く息に合わせて膝を曲げたまま両足をマットから持ち上げる
- スネと床が平行になるようにする
- 余裕があれば両手を床から離し、前方へのばす
- 数呼吸キープする
「船のポーズ」はお腹の引き締めに効果的なポーズです。
下腹部にグッと力を入れることで第二チャクラを活性化します。
ポーズに余裕がある方は、つま先を斜め上へ伸ばすように膝を伸ばしてもOK。
ただ、ポーズ中に背骨が丸まるのはNG。背筋は伸ばした状態でキープしましょう。
体の角度を浅くする「半分の船のポーズ」にするとさらに強度が上がり、お腹まわりにしっかりと効きますよ。
橋のポーズ
- マットに仰向けで寝る
- 両膝を立てて腰幅に開き、かかととお尻を近づける
- 息を吐きながらお尻をゆっくりと持ち上げる
- 余裕があれば背中側で手を組み、肩甲骨を寄せさらにお尻を持ち上げる
- 数呼吸キープする
「橋のポーズ」はウエスト&内腿の引き締めやヒップアップ、インナーマッスルの強化に効果的なポーズです。
船のポーズ同様、下腹部に力を入れることで第二チャクラを活性化させます。
ポーズ中に膝が開いてしまうと力が逃げてしまうため、内腿の力を使ってしっかり腰幅にキープしましょう。
また、ポーズを終えるときは背骨ひとつひとつをマットに下ろすようなイメージで元の状態に戻ると◎
最後までお腹に効かせることができるほか、安全にポーズを終えることができます。
コブラのポーズ
- マットにうつ伏せで寝る
- 足を腰幅に開き、両手を胸の横につく
- 脇を締めて肩を下ろす
- 息を吸いながら背中の力で上半身を持ち上げる
- 両手でマットを押し、胸と目線を天井に向ける
- 数呼吸キープする
「コブラのポーズ」は姿勢改善や腰痛の改善に効果的なポーズです。
下腹部を床にあて、グンとのばすことで第二チャクラにアプローチできます。
手で床を押すと肩が上がりやすくなるので、ポーズ中は肩と耳を引き離すイメージを持つと◎
また、足が開くと力が逃げてしまうため、内腿の力でしっかりと足幅をコントロールしましょう。
インストラクターと一緒にチャクラを活性化!?
チャクラは全部で7つあると言われています。
各チャクラを活性化することももちろん大切ですが、最も理想的なのは全てのチャクラが活性化されている状態です。
そのためには全身をバランスよく動かし、体だけでなくメンタルも整える必要があります。
しかし、自分一人の力でそこに行き着くのはなかなか難しいもの。
そんな時はヨガインストラクターの力を借りましょう!
とはいえ、「ヨガスタジオに行くのは抵抗がある…」という方は、オンラインレッスンがオススメです。
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第二チャクラを意識して、心身に安定&発展を
チャクラは目には見えないもの。
毎日の生活の中で意識するのはやや難しいですが、だからこそご自身の心身の様子をよく観察してみてください。
何をしても緩和されない不調は、もしかしたらチャクラの不調かもしれません。
なんだか気分が浮かない、人と関わるのが嫌、腰まわりの不調が続くという方はぜひご紹介したポーズに取り組んでみてください。
なかなか信じがたい話ではありますが、もしかしたらスッキリと解消されるかもしれませんよ。