子供がいるとなかなか自分の時間がとれない…たくさんのママ達が抱えている悩みではないでしょうか。
朝は誰よりも早く起きて朝ご飯の支度をし、家族が出かけたら洗濯、掃除、買い物。
気づいたらあっという間に夕方で子供を迎えに行き、バタバタと夜ご飯の支度をする、お風呂に入れて寝かせて…と改めて文章にしてみても、本当に家事と育児には休みがありません。
それに加え最近では家族みんなが家にいる時間が増え、嬉しい反面息が詰まって疲れてしまうこともありますよね。
子供たちも自由に出かけられず、親も子もお互いにストレスがたまりやすい環境にある今、親子で一緒に楽しめるヨガがおすすめです。
おうち時間には親子でヨガをしよう
ヨガというと毎週決まった時間にヨガスタジオに習いに行くといったようなイメージがあるかもしれませんが、ヨガは家でも簡単にできます。
ヨガのいいところは専門的な道具を用意する必要がないことです。
体一つで始められるので、忙しくて色々準備したり買いに行く時間がないというママにもおすすめです。
とはいっても子供が小さければ毎日家にいるし、ゆっくりヨガをしている時間なんて全くない…そんな時は親子で一緒にヨガをしましょう。
親子でヨガと言われてもピンと来ないかもしれませんが、最近はヨガスタジオでも親子ヨガというカテゴリのレッスンが開催されているぐらいです。
とくに親子ともに室内で過ごす時間が増えている今、運動不足に悩んでいるという方も多いはず。
ランニングに出かけたり、ジムに通ったりするのは小さなお子様が一緒だと難しいですが、自宅でのヨガなら一緒に楽しむことができます。
リラックス効果が得られたり、自律神経が整うことで忙しい毎日にイライラすることも減り、今まで以上にいい親子関係を築けるかもしれません。
おうち時間の過ごし方の一つに親子で楽しむヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか。
子供にもヨガはおすすめ
ヨガは大人の女性を中心に人気の習い事ですが、実は子供にとってもおすすめです。
日本ではまだあまり馴染みはありませんが、海外では小学校の授業でヨガを取り入れているところも増えてきています。
とくに3歳から12歳というのは子供の運動能力を発達させる大切な時期だと言われていますが、この時期にヨガを行うことによって、様々なメリットがあります。
運動能力が高まる
ヨガのポーズではバランス感覚や柔軟性といった運動をする際に欠かせない能力を自然と身に付けることができます。
その為体の使い方も分かるようになり、様々なスポーツに対応できるような土台を作ることができるのです。
競争がない
子供の習い事にはいわゆる競争が付き物であることがほとんどです。
野球やサッカーなどのスポーツでは必ず試合があり勝ち負けを決めなくてはいけないし、ダンスやピアノでも発表会があり他の子と比べられてしまいますよね。
ヨガにはその競争がありません。
誰かと比べられることなく、それぞれ自分のペースで体を動かすことを楽しめます。
心の成長に繋がる
ヨガをすることで集中力がアップしたり、精神的に安定することで落ち着いて物事を考えられるようになります。
このように体だけでなく心の成長のためにもヨガはおすすめです。
親子で楽しむヨガポーズ おそろい編
親子で行えるヨガのポーズはたくさんありますが、まずは簡単にお子様が楽しんで行えそうなポーズをご紹介します。
ママの真似をしながら一緒のポーズをとってもらいましょう。
ダウンドッグ
- 床に四つ這いになる
- 息を吸いながら手を少し前に伸ばしつま先を立て、吐きながら手でマットを押すようにして膝を床からはなしていく
- お尻を天井方向へ突き出すようにし、体全体で大きな三角形を作る
- 手と足でしっかり床を押しながら5呼吸ほどキープする
ママの下でお子様が同じポーズを取れるようにしましょう。
お子様がまだ小さくダウンドッグのポーズが難しいようであれば、この下をトンネルのようにくぐらせたり、四つ這いの姿勢でママの方を向いて顔を合わせるというような形でもいいでしょう。
大きな三角形を作るという言葉だけも、なんとなくお子様のテンションが上がりそうですね。
ウォーリア2
- 床に両足をそろえて立つ
- 片方の足を足一本分ぐらい後ろに引く
- 前の足のつま先を正面、後ろの足のつま先を外側斜め45°ぐらいに向け、骨盤は横に向ける
- 息を吸いながら両手を肩の高さまで上げ、吐く息で前の足の膝を曲げていく
- 目線は前の手の先を見ながら5呼吸ほどキープする
「戦士のポーズ」とも呼ばれており、お子様がとっても喜びそうなポーズ名です。
戦士をお子様が好きなヒーローの名前に変えてあげてもいいと思います。
かっこよくポーズをとれたら思いっきり褒めてあげましょう。
コブラのポーズ
- 床にうつ伏せになる
- 足の甲を下に向け、両手を胸の横辺りに置く
- 脇をキュッと締め、息を吸いながら手でマットを押して上半身を起こしていく
- 胸を開き5呼吸ほどキープする
このポーズを親子で向かい合って行ってみましょう。
目が合うことでお互いに安心感が生まれ、さらにリラックス効果が高まります。
親子で楽しむヨガポーズ ペア編
ここからはペアで行うことのできるバランスポーズをご紹介します。
舟のポーズ
- 向かい合った状態で、膝を立てて座る
- 両手をお尻の後ろにつき、足を持ち上げ足の裏同士を合わせる
- 手を床から離して繋ぎながら、バランスを取る
ママが少し膝を曲げてお子様の身長に合わせてあげましょう。
繋いでいる手を引っ張り合って、お互い倒れないようにバランスを取り合うことで、協力し合う楽しさを味わいながら行ってみてください。
飛行機のポーズ
- ママは仰向けに寝転がる
- お子様はママの足のすねの辺りに乗る
- 手を繋ぎながら、ママは膝を曲げて足を上げ、お子様をそのまま持ち上げる
お子様の身長が高い場合はお子様の骨盤やお腹の辺りを膝に乗せるようなイメージで行うと、体重に関係なくバランスが安定しやすいです。
お子様がとっても喜んでくれるポーズだと思います。
お互い笑顔になることで幸福感もアップします。
立木のポーズ
- 両足をそろえて横に並んで立つ
- それぞれが外側の足を上げ片足立になる
- 上げた足の膝を外側に開き、足の裏を太ももの付け根にくっつける(バランスが取りづらい場合はふくらはぎや足首でもOK)
- 手をつないでお互いに相手を支えながらバランスを取る
通常の立木のポーズと違い、手を繋ぐところがポイントです。
顔を内側に向けて目を合わせながら行ってみましょう。
どちらかがバランスを崩すと相手もフラついてしまう為、お互いポーズにより集中できます。
フラフラしたらそのフラつきも楽しみながら行っていきましょう。
親子の絆をヨガで深める
ヨガのポーズを親子で一緒に行うにはコミュニケーションが必要です。
とくにペアで行うポーズは体が触れ合うようなものが多いので、ヨガをしながらしっかりスキンシップもとれますよ。
お互いが協力し合うことで完成するので、ポーズが上手にできた時の喜びも共有できたり、1人の時とはまた違ったものを感じられます。
体も適度に動かせて親子の絆も深まるなんて、一石二鳥ですよね。
ですがヨガなんて初めてでいまいちポーズの正しいとり方が分からないという方は、まずはオンラインレッスンを受けてみるのもおすすめです。
classmallなら自宅にいながらプロのインストラクターのレッスンを受けることができるので、忙しくてスタジオに習いに行く時間がないというママにもぴったりですよ。
classmallでは親子でのレッスン参加も大歓迎です。インストラクターが丁寧にポーズのとり方を教えてくれるので子供も大人も安心してポーズをとれます。
レッスンの種類も豊富なので、お子様と一緒にどのレッスンを受けるか選ぶという楽しみも増えるのではないでしょうか。
親子でヨガを楽しみながら、さらに絆を深めましょう!