赤ちゃんの夜泣きやぐずりの原因は?
子育て中のママさん。
赤ちゃんの夜泣きやぐずりでお困りではありませんか?
夜泣きやぐずりの原因は、今ところ明確に解明されているわけではありませんが、
諸説ある中のひとつとして、自律神経がまだ未発達であることが挙げられます。
自律神経とはいったい何でしょう?
自律神経は交感神経と副交感神経の二つから成り立っています。
交感神経は活発に活動しているときや、緊張・ストレスを感じているときなどに働く神経。
副交感神経はリラックスしているときや、落ち着いているときに働く神経です。
こう見ると交感神経の方が悪く捉えられやすいのですが、常にリラックスしているのが良いわけではなく、この2つの神経のバランスが取れていることが大事。
日中は交感神経を優位に。夜は副交感神経を優位に。
働かせることで、バランスの取れた状態となります。
そして、自律神経は自分の意志でコントロールすることができません。
さらに赤ちゃんは体の成長途中。神経伝達もまだ未熟です。
交感神経と風交感神経のバランスがうまく取れていないことにより、ストレスや刺激を敏感に感じ取り、ぐずりや夜泣きが起きてしまうと考えられます。
また、昼間にたくさんの刺激を受ける(例えば、新しい場所へ行く、多くの人が集まる場所で過ごすなど)ことによって、興奮状態が続き、夜に副交感神経がうまく働かなくなるなども考えられます。
そこで、ベビーマッサージの出番です!
ベビーマッサージには、副交感神経を優位にする、リラックス効果があります。
今回は特に副交感神経に働きかける、ぐずり・夜泣きに効果的なベビーマッサージをご紹介いたします。
「あたまかたひざポン せなかver.」
※うつぶせが心配な場合、抱っこでもできます。
※うつぶせで行う場合は、呼吸ができているかどうかをチェックしながら行ってください。
「あたま・かた・ひざ・ぽん」の替え歌です。
ママの優しい声で歌いながら行ってあげてください。
背面は、普段の子育てでもあまり意識してケアしてあげられない部分です。
抱っこ紐などを常用していたり、寝返りやずりばい、ハイハイを始める時期の子にとっても、背中の筋肉をたくさん使うので疲れがたまりやすいです。
背中に疲れがたまっていれば、リラックスして眠ることはできません。
そしてお尻は、泣いたり、ぐずったりすると硬くなります。
硬くなった筋肉をほぐしてあげることで、緊張状態から解放され、リラックス状態へと導くことができます。
副交感神経が集中する身体の部位
また、仙骨には副交感神経が集中しています。
仙骨周りを撫でたり、温めたりするだけでもリラックス効果は高くなります。
「頭・肩・背中・お尻」と身体の部位を伝えながら触れることで、赤ちゃんは自分の身体の部位を覚えるトレーニング(ボディイメージ)にもなります。
まずはオンラインレッスンで始めてみよう!
classmall(クラスモール)では「心と身体と脳を育てる♡ベビーマッサージ」や「ベビーマッサージ講座」をオンラインで開催しています。
講座では、ベビーマッサージの基礎を学べるのでお家や職場ですぐに取り入れることができます。
ママさんや保育に携わるお仕事をされている方にもオススメ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夜泣きやぐずりに関しては、解明されていない部分も多く、個人差もあります。
こちらのマッサージが効果的な子もいれば、まったく効果のない子もいます。
また、日によっても違うかもしれません。
ただ、解消方法をひとつでも知っておくことで、ママの育児ストレスの減少にもつながるかと思います。
お困りの際は、ぜひお試しください!