出産を経験後、子連れで参加したヨガで考え方や性格の変化を実感し、多くの人に感じてもらうために自身もヨガインストラクターの道へ。
産後ヨガや自己肯定感カウンセラーとしての知見を生かしたレッスンを開催。
2021.4.7
10年くらい前にヨガに出会いました。インストラクターになる前はネイリストとして働いていたので、ずっと同じ姿勢で仕事をすることが長く、身体のあちこちが凝っているなぁと感じていたのが当時の悩みだったんです。それを解消するために運動を始めることにして、通勤途中に通えるホットヨガをフィットネス目的にはじめたのがヨガとの出会いです。そこから継続していくうちに、趣味としてヨガをするのが楽しくなっていきました。
ヨガを続けていくうちに出産を経験し、子供を二人授かったのですが、出産後は身体の変化や不調に戸惑いを覚えました。ボディラインも違うし、メンタルも鬱々としていて、思い描いていた自分とかけ離れていて。
そんなときに改めて子どもと一緒にヨガ教室に足を運んだのですが、そこで感じたのが今までのヨガとは違う感覚だったのです。疲れやすくなっていた身体は活力に溢れ、今まで全ての時間を子どもに注いでいたけれども、「自分のために時間を使ってもいいんだ!」というマインドを持てるようになったんです。
身体も心も変わる感覚を体験し、エクササイズだけではないヨガの魅力を広めたい、私と同じように悩んでいる人に伝えたいという思いから、資格を取り、講師の仕事を始めるようになりました。
ボディメイクはもちろんのこと、産後ヨガに力を入れているのが私のレッスンの特徴の1つだとおもいます。ただ身体を動かすだけではなくて、産前産後で変わるホルモンバランスや、自律神経など身体の内側の知識もお伝えしながらレッスンをしています。
はい、出産後の生徒さんには、産後ヨガを一度体験することを推奨しています。妊娠したことによってどこが緩くなったのか・どこが弱くなったかなど、元の身体と変わるポイントがあるんです。なので、自分の変わったポイントにも意識してもらいながら身体を動かしてもらい、そこから元のヨガを受けるような流れが良いのでは、と思っています。
そうですね、お子さんが泣かれてしまったり、Zoom越しに映り込む場合は結構あります。その時は私から積極的に手を振ったり、お子さんとコミュニケーションを取っちゃうことがあります(笑)。
お子さんがいるのにレッスンを受けてくれているだけで100点とおもって、実際にレッスンの時間の2割くらいしか身体を動かせなかったとしても、「今日は2割もできた!」という事実を、ご自身を褒めてもらうようなレッスンを心がけています。
冒頭にもお伝えしたように、わたしは出産後に自分の時間を自分のために使うことはダメなことだと思い込んでいる時期がありました。しかし、ヨガを続けていったことにより気持ちが変わり、心がすーっと晴れた経験をしました。また、出産によって変わった自分の身体が、動かしていくことにより綺麗になっていくことで自信もついたんです。
なので、産後の方はもちろんのこと身体も心も変えたい方に是非レッスンを受けていただきたいです。
そのために心理学の勉強や実際にカウンセリングのお仕事もしています。産後ヨガだけでなくボディメイクのレッスンでも気軽に相談してもらえるようなレッスンをしていきたいな、と思っています。
オンラインでも「遠くに感じさせない距離感」を意識しています。レッスンは少人数で、Zoomの画面いっぱいにしても全員見れるだけの人数に絞り、その分的確にポーズを見て、アラインメントをとっていきます。
参加いただいた生徒さんは誰も置いていきません。だからか、生徒さんからは「親近感がある」「気取らない」「レッスンを受けていて安心する」などというお声をいただくこともあります。
オンラインだからこそ、みなさんと近い距離感でご一緒することができると思います。
インタビューを終えて
クラスモールスタッフからのコメント
ななこ先生はご自身の出産をきっかけに、ヨガのインストラクターとしての道を歩み始められました。
ななこ先生の人気クラスである「産前より綺麗になる産後ヨガ」は、実体験に基づくからこそ効果が体験できるクラスになっています。
基本的には平日の朝の時間帯、ママさんに合わせたレッスンを提供されますが、生徒さんからの開催要望が多い先生で、今後は土日にボディメイクのヨガも提供いただく予定です。こちらもお楽しみに。より詳しく学びたい人には、月額制のオンラインサロンも提供されていますよ。
オンラインで、ライブで先生から直接学べるのはクラスモールだけです。より近い距離で、直接学びたい方はぜひ予約してみてください。
Photo by = Yoshihito Ozawa ( @ozawayoshihito )
Hair and Make-up by = Chie Ogusu ( @chieogusu )
Studio = UN STUDIO ( @unstudio_nakameguro )