プラーナとは?ヨガの基本となる考えを学んでヨガをもっと楽しもう

プラーナとは?

プラーナとは、日本語で「生命エネルギー」の意味。宇宙全体に存在するエネルギーのことを表しています。日本では、馴染みがある「気」と伝えることもあるようです。ヨガでは、自然界に存在しているプラーナを呼吸を通じて身体に取り込み全体に巡らすよう考えられています。

ヨガの呼吸法を「プラーナヤーマ」と言い、呼吸法によって、このプラーナを整えるように考えられているのです。呼吸を身体全体に巡らせる。そんなイメージをしていただくと伝わりやすいでしょう。

また、食べることでも人はプラーナを取り込んでいると考えられており、食事や生活習慣なども良くしていこうとも伝えられています。

今回は、そんなプラーナとヨガについてご紹介します。

プラーナには種類がある!

プラーナーはその流れやエネルギーの質から、5つの要素に分けられています。プラーナは、私たちの行動と密接な関係があるとされているのです。

ここでは、その5つの要素をご紹介します。

プラーナ

プラーナは、食物や呼吸から養分を身体に取り入れて、身体にエネルギーを満たしています。火の元素が強く消化や保温、血液循環などを補助する役割をになっていると考えられています。

アパーナ

アパーナは、土(地)の要素を元としており、重い性質があるので、排泄や吐く息(二酸化炭素)、腸内の消化などを司ります。否定的な感情を除去する場合にも働くと伝えられています。

サマーナ

サマーナは、水の要素を元としており、消化吸収を整え助けています。胃や肝臓、十二指腸、小腸などを補助していると考えられています。

ウダーナ

ウダーナは、風の要素です。しっかりと立つことや話すことを助けていると考えられています。

ヴィヤーナ

最後のヴィヤーナは、空を意味します。身体の循環をよくする手助けをしてくれます。食物や水の循環、思考や感情の循環を司ると考えられているのです。

プラーナの元となる5つの要素の働きを身体の中の役割に見立てて考えられています。プラーナはインドで古くから伝わる考え方の一つです。東洋医学などの陰陽五行説などとも関わりがあるとされています。

いろんな事例や話が伝えられ、実践・実感する方がいるからこそ、現代でも伝えられているのでしょう。上記5つ以外にもパンチャプラーナと言って、生命活動の補助的なところを支えるプラーナもあります。

さまざまな作用が行われる身体の生命活動は、いろんなもので支えられていると考えてみるのも良いかもしれませんね。

ヨガで大切なプラーナとチャクラ

ヨガでは、「プラーナ」は呼吸によって整えることができると考えられています。

息を吸うことで世界から生命エネルギーをもらい、息を止めることで身体の中のプラーナを活性化、最後に吐く息で、負の感情や思考を外に送り出します。

また、プラーナとチャクラの関係も忘れてはいけません。

身体に入ったプラーナは通り道であるナーディに流れ込み全身に巡ります。そのナーディの中に7つのチャクラが存在していると考えられているのです。

プラーナは全身を巡りますが、途中で滞りやすく、プラーナが流れていない状態になりやすいとされています。それが身体の不調となって現れている場合も。ハタ・ヨガの哲学では、チャクラにプラーナを通し活性化し、全身に生命力を巡らそうと教えています。

ヨガ初心者にはなんのことやら?と捉えることが難しいので、日本では東洋医学の方が馴染みがあるので、プラーナやチャクラを東洋医学の視点から説明することもあるようです。

まずは、呼吸によって、気持ちや身体が整うことを感じることが大事。ヨガ初心者の方は難しく考えずにいきましょう。

プラーナの活かしてヨガを楽しもう

ここでは、プラーナを意識してヨガを楽しむためにどのようにしたら良いかをご紹介します。ぜひ実践してみてくださいね。

  • 気持ちを整えよう

プラーナや気などは、スピリチュアルな面を持っています。そんなもの存在しないと否定してしまえば、身体に効果をもたらすことはありません。心の奥底で否定している可能性がある人は、まずはその心を整える必要があります。

呼吸をしっかりとすると健康につながることは実験などにより証明されています。ない存在を信じなくても良いです。呼吸は健康に良いということをまずは認識してあげると良いでしょう。

  • ヴィンヤサヨガを楽しんでみよう

ヴィンヤサヨガとは、ひと呼吸ひと動作で動くヨガのことをいいます。太陽礼拝などの流れのあるヨガのことです。他にもフローヨガなどとも呼ばれています。

呼吸とともに動くことで、ヨガの楽しさを実感できると人気。初めてのときは呼吸と動作を合わせることが難しく感じるかもしれませんが、動きや流れに少しづつ慣れてくると呼吸を楽しめるようになります。

ヨガの呼吸法「プラーナヤーマ」とは?

次に、「プラーナヤーマ」ヨガの呼吸法をご紹介します。ヨガは呼吸と動作を行うことでプラーナを取り入れるように考えられています。

片鼻呼吸法

  1. 背筋を伸ばして座る
  2. 両鼻から深呼吸を数回繰り返す
  3. 心と身体が準備できたら、呼吸法へ
  4. 右手の人差し指と中指を握り込む
  5. 右手を親指で右小鼻、薬指で左小鼻を抑えられるように顔の前におく
  6. 一度両鼻から息をはく
  7. 右鼻を抑えて、左鼻から息を吸う
  8. 両鼻を閉じて、少し息をとめる
  9. 右鼻から息をはく
  10. そのまま交互に繰り返し行う
  11. 左から吸って、とめて、右からはく
  12. 右から吸って、とめて、左からはく
  13. 5回ほど行ったら、右手をひざに戻して両鼻から深呼吸する

呼吸に慣れてきたら、息をとめている時にプラーナが身体の中を巡る・満たされるようなイメージを持って行ってみましょう。

手先や足先が冷たいときは、冷えているところにプラーナを送りこむイメージをすると身体が温まってくるのを感じられるかも。寒い冬に呼吸で身体を整えてみるのもおすすめです。

プラーナを活かして元気に過ごそう!

苦手なポーズのときには、呼吸に意識を向けて深めるようインストラクターが伝えることがあります。なぜなら、あれこれ考えてしまい身体が緊張するより、呼吸に意識を向けることでリラックスしてポーズを取れるようになるからです。

呼吸と意識は常に連動しているのだなと感じる瞬間でもあります。

classmallでは、呼吸を意識できるレッスンも開催しています。瞑想のレッスンなどもプラーナを意識したい方にはおすすめです。

Sayumi先生の「心と体のバランスヨガ」や、梅澤 友里香先生の「オールレベル 〜ヴィンヤサフロー」などで呼吸とヨガのポーズを楽しみましょう。

呼吸と一緒に動くことに慣れてきたら、鈴木 伸枝先生の「ヴィンヤサ&ヨガニードラ」も楽しいですよ。

好きな日・時間にヨガを楽しむことができるclassmallで、ヨガを日々の習慣に取り入れて、満喫してみてくださいね。

この記事を監修してくれたのは

栗原ともこ
栗原ともこ
パティシエの仕事でフランスやカナダへ滞在後、Vancouverで大自然やヨガに出会い、ヨガインストラクターへと転身。ヨガとパティシエ=健康と食を中心に発信を続けています。解剖学や陰ヨガを学び、これからの健康を考えるヨガを伝えて行けたらと活動をしています。続けることで一歩一歩かわることがある、そんなヨガをライフスタイルに。

投稿者: 栗原ともこ

パティシエの仕事でフランスやカナダへ滞在後、Vancouverで大自然やヨガに出会い、ヨガインストラクターへと転身。ヨガとパティシエ=健康と食を中心に発信を続けています。解剖学や陰ヨガを学び、これからの健康を考えるヨガを伝えて行けたらと活動をしています。続けることで一歩一歩かわることがある、そんなヨガをライフスタイルに。