フェイスヨガで小顔を目指そう!気になるほうれい線ともサヨナラ

顔のたるみやほうれい線が気になる…

顔がむくんで一回り大きくなった気がする、顔にハリがない、ほうれい線がどんどん深くなっていく…etc.このような顔に関する悩みは、皆さん1つや2つあるのではないでしょうか。

しかし、フェイシャルエステに通う、高級な基礎化粧品を使うのはお金がかかりますよね。「加齢によるものだから仕方ない」と諦めている人もいるでしょう。

そこでおすすめしたいのがフェイスヨガです。自宅にいながら1人でできて、お金もかからない夢のようなフェイスケア。一度試してみてはいかが?

理想の顔に近づけるフェイスヨガとは?

ここ数年、テレビや雑誌でよく見かける「顔ヨガ」「フェイスヨガ」という言葉。「顔のヨガって一体何?」と気になっている人もいるかもしれません。フェイスヨガとは、顔の表情筋を鍛えるストレッチのことです。

ヨガは手や足を使う全身運動ですが、フェイスヨガは顔を動かすだけなので場所を取りません。自宅で手軽にでき、家事や仕事の休憩時間にサッとできるのが魅力です。

フェイスヨガの火付け役は、フェイスヨガインストラクターの間々田佳子さん

間々田さんは30代後半に顔の衰えに悩み、フェイシャルヨガ創始者の高津文美子さんに師事しました。その後、インストラクター認定資格を取得しヨガ講師に。数多くのメディアに出演し、フェイスヨガの魅力を伝えています。

間々田佳子 プロフィール|講演会・セミナーの講師紹介なら講演依頼.com

フェイスヨガに期待できる効果

鏡で自分の顔を見て「若い頃と何かが違う…」と感じたことはありませんか?いわゆる老け顔になってしまう原因はさまざまですが、その大きなカギを握っているのが表情筋です。

顔には30種類以上の筋肉があり、これを表情筋と言います。私たちはこの筋肉のはたらきによって目や口、鼻などを動かし、様々な表情をつくっています。

表情筋を鍛えよう! | アイリスプラザ_メディア

表情筋は笑ったり泣いたりするのに欠かせない筋肉。しかし、日常生活では半分ほどしか使われておらず、意識的に使わないと衰えていきます。表情筋が衰えることで顔のたるみ、ほうれい線、口角の下がりなどの悩みが生じやすくなるのです。

フェイスヨガは意図的に表情筋を動かすストレッチなので、表情筋のゆるみによって生じた悩みを改善するのに最適!リンパの流れを良くして、顔の血行を促進する効果も期待できます。フェイスヨガに期待できる主な効果は以下の通りです。

  • むくみ解消
  • リフトアップ効果
  • シワ予防・改善
  • ほうれい線を目立たなくする
  • 目の下のクマを薄くする
  • 美肌効果

表情筋は小さな筋肉なので、短時間のトレーニングでも効果を実感しやすいのが魅力。2~3分ほどのスキマ時間を利用して実践すれば、1週間後には何か違いを感じられるかもしれません。

【悩み別】フェイスヨガの基本レッスン

フェイスヨガにはさまざまなポーズがあるため、全部行うのは現実的ではありません。そこでおすすめなのが自分の悩みにあったポーズを集中的に行うこと。今回は、悩み別の基本レッスンを6つ紹介します。

顔のむくみが気になる

  1. 鼻から大きく息を吸う。
  2. 「しゅー」と口から息を吐きながら、顔のパーツそれぞれを真ん中に寄せる。
  3. 「わー」と息を吐きながら、目と口を大きく開ける。

筋肉の緊張を緩め循環を良くするポーズです。目や口、それぞれのパーツをギュッと真ん中に寄せた後、一気に開放するように目と口を大きく開けます。パーツを寄せる際は、しっかりと左右の口角を動かすことを意識しましょう。

顔のたるみが気になる

  1. 片方の腕を上げ、反対側のこめかみに手を当てる。
  2. 手でこめかみを下から持ち上げる。
  3. 上げた腕側にゆっくりと頭を傾けていく。
  4. 鼻から息を吸い、頭を傾けた方向の「斜め下」に向かって舌を出しながら息を吐く。

顔のたるみが気になる人におすすめの「こめかみストレッチ」。首筋が伸びるので、気持ちいいと感じる人が多いでしょう。首のシワ予防や肩こり改善も期待できますよ。

ほうれい線が気になる

  1. 口を「お」の形にして、頬と鼻の下を伸ばす。
  2. 鼻の下を伸ばしたまま、目線だけを上に上げる。
  3. 目線を上にしたまま、下まぶたを引き上げるように目を細める。

「ムンクの顔」と呼ばれるこちらのポーズ。パーツごとに動きが異なるので、慣れるまでは少し難しいかもしれません。口元や鼻下はつねに下に伸ばしておきましょう!

「ムンクの顔」は気になるほうれい線を目立たなくするのと同時に、目のたるみやクマの解消も期待できます。高級な基礎化粧品を使うより手軽で、効果を実感しやすいかもしれません。

二重顎が気になる

  1. 頭を後ろに倒し、顎を持ち上げるように首を伸ばす。
  2. そのままの姿勢で、舌を天井に向かって出す。

たったの2ステップでできる簡単なポーズですが、二重顎や首のシワ改善に効果が期待できます。これなら仕事の合間にも気軽にできますし、覚えておくと便利ですよ。

顔のむくみを取りたい

  1. 目を大きく見開き、鼻から大きく息を吸う。
  2. 舌を思いっきり出しながら、「はぁー」と口から息を吐く。
  3. 息を吐き終えたら舌を戻し、鼻から息を吸う。

暴飲暴食をした翌日に顔がむくんでしまった…。そんな時には、デトックス効果を期待できる「あっかんべー」のポーズが最適。顔のむくみを放置するとなかなか戻らなくなるので、「今朝はむくんでるな」と思ったらすぐに行うことをおすすめします。

口角を上げたい

  1. 上の歯が見えるように口角を上げて笑顔を作り、舌を出す。
  2. 舌先を上の方向に向かって、右から左へと動かす。
  3. 舌先を上に向けたまま2~3往復行う。

年々口角が下がってきて悩んでいる人は多いのでは?「美味しい顔」と呼ばれるこちらのポーズは、口角を上げて自然な笑顔を作る効果が期待できます。「表情が怖い」「最近何だか笑顔が少ないね」と言われがちな人にもおすすめです。

顔ヨガはいつやる?効果を実感するためのポイントを解説

ヨガで効果を実感するためには、呼吸法などいくつかの決まりごとがあります。フェイスヨガに関しては難しいルールはないものの、やはり押さえておいてほしいポイントがいくつかあります。

  • 恥ずかしがらずに思い切って

フェイスヨガ最大のポイントは、恥ずかしがらずに振り切ってポーズをとることです。筋肉を思いっきり収縮させることで、表情筋を効果的に鍛えられます。変顔のようになってしまうポーズもあるので、周りに人がいないことを確認して思いっきりやりましょう。

  • 呼吸を止めない

通常のヨガと同じように、フェイスヨガの最中も呼吸は止めないようにしましょう。ポーズに集中するとつい呼吸が疎かになりがちですが、筋肉に十分な酸素が行き届かず効果を得にくくなります。

ファイスヨガの呼吸は、鼻から吸って鼻から吐き出す鼻呼吸が基本です。特別な指示がない限りは自然な鼻呼吸でOKですが、ポーズに合わせて呼吸を行う場合もあります。その場合は指示に従って鼻呼吸を行います。

  • 左右対称に行う

ポーズは必ず左右対称に行ってください。フェイスヨガには顔を左右対称に整える効果が期待できます。どちらか片方が動かしずらい場合もぜひ頑張ってやってみましょう。

  • 1日1ポーズでOK

フェイスヨガの魅力は、1日1ポーズからでも効果が期待できる点です。1ポーズにつき10秒ほど、5~10回ほど繰り返すポーズが多いので短時間でできます。複数のポーズを実行しても、1日5分程度でできるので続けやすいですよね。

  • やるタイミングは自由

フェイスヨガは基本的にいつやっても構いません。家事や仕事も合間でもできるので、長続きしやすいでしょう。1日の中でも効果アップを狙える時間帯は以下の通りです。

・起床時

・入浴後

・夜のスキンケアタイム

以上、3つの時間帯です。起床時に行うことで顔のむくみを取って、さらに頭をすっきりとさせることで目覚めが良くなります。

入浴時は血流が良くなっているので、効果を実感しやすいタイミング!1日の終わりのスキンケアタイムに、癒し効果を狙ってフェイスヨガを行うのも良いでしょう。

1人で行うのが不安なら、オンラインレッスンがおすすめ

フェイスヨガは自宅で1人でもできますが、自信のない人は先生と一緒に学べるオンラインヨガがおすすめです。1つ1つのポーズを正しく学べて効果を実感しやすいでしょう。

classmallで活躍しているMasumi先生のレッスンは、完全プライベートレッスン。カウンセリングやアドバイスも行ってくれるので心強いです。

レッスン後は1人で行えるように指導してくれるので、まずはMasumi先生のレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。

フェイスヨガで“顔すっきり”を目指しませんか?

年齢を重ねる度に増えていく顔の悩み。顔に関する悩みを改善するカギは表情筋にあるのです!マスク生活によって口元が見えないため、表情をあまり変えずに会話をしている人が多く、これも表情筋の衰えにつながる可能性があります。

フェイスヨガなら1日数十秒~数分で実行でき、広い場所や特別な道具も必要ありません。家事や仕事の合間にできる点も魅力です。短時間でも毎日行うことが重要なので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。

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投稿者: ゆとりーな

3歳から新体操をはじめ、チアダンスやジャズダンスなど様々なダンスに取り組む。 出版社での編集を経験後、渡米しヨガインストラクターの資格を取得。 現在はフリーライターとして活動しつつ、ヨガ&フィットネスインスタクターとして指導を行う。