腸活と美肌の関係とは?便秘解消で内側からのスキンケア

汗をかく季節、肌荒れが気になる…

季節の変化とともに気になる、肌荒れ。

ひどくなるとニキビができたり、肌が赤く痛くなってしまったり…。最近はマスクをつけて過ごしているため、蒸れたりこすれたりして余計に肌の調子が悪くなりやすいですよね。

そんな時、みなさんはどのような肌ケアをしていますか?化粧水や美容液を使って外側からケアをする方が多いのではないでしょうか。実は、それ以外にもお肌のためにできることがあるので、今回は内側からのケアとして腸活ヨガをご紹介します。

後半では肌荒れの原因としてよくある便秘の解消に良いとされる「腸もみ」のやり方もご紹介していきます。

そもそも腸活ってなんだろう?

腸活とは、腸内環境(別名:腸内フローラ)を整え『体に必要なものを吸収しやすい状態にしていくための活動』を言います。腸内環境を整える為には私達の腸内にいる細菌のバランスを整えることがとても大切です。

腸内細菌とは善玉菌、悪玉菌、日和見菌の三種類があり、善玉菌が優勢でバランスがきちんととれている状態が良いとされています。腸内環境が整っていると体に有害なものの吸収をブロックし、必要ないものはきちんと排出してくれます。反対に腸内環境のバランスが不安定だと便を排出するための腸のぜん動運動が鈍くなり、便秘になりやすくなるなどの問題が出てきてしまうのです。

美肌に繋がる腸の話

腸内環境のバランスが悪い状態だと、お肌への影響も出てきます。悪玉菌が優位になると肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌トラブルの原因に。肌は排泄器官でもあるので、余分な皮脂の分泌がされニキビができる原因にもなってしまうのです。

腸内環境を整えば、体に必要無いものを排尿や排便として体から排出してくれるのでいわゆるデトックスすることに繋がります。肌のターンオーバーが正常に行われ、美肌に近づくことができるのです。

ターンオーバーのサイクルを整える

肌の奥で生まれた新しい細胞は、どんどん肌表面に押し上げられ、古くなると表皮から自然に剥がれ落ちます。その働きをターンオーバーと言います。そのサイクルは約一か月。体の調子を整え代謝を上げていき、ターンオーバーのサイクルを整える。それが美肌への近道です。

食べる物を選んだり食べる時間を選んだり。それらも大切なことに違いありませんが、一番大切なのは体と腸を休めること。体も一つ、腸も一本しかありません。何事も詰め込み過ぎずほどほどにしておくのが、バランスをとる秘訣かもしれません。忙しい毎日の中で忘れがちな休むということをあえて選んでみる。それは腸の調子を整えることに繋がり、結果的に肌の調子も整えてくれます。

腸から始まるメンタルケア

もう一つ付け加えておきたいポイントは、腸は心の安定にも関係しているということ。

心や精神の安定に影響を与える、いわゆる幸せホルモン『セロトニン』は約8割が腸内で作られます。腸内環境の乱れによってセロトニンも不足すると、イライラや不安な気持ち、緊張感の持続など心まで不安定になります。腸を動かすぜん動運動が鈍くなると、いわゆる自律神経の乱れを引き起こす原因にもなってしまい、心の安定からはどんどん離れてしまうのです。

腸内環境を整えることは、気持ちや心の安定にも繋がります。体だけでなく心にとっても大切なことなのです。

ヨガと腸活の良い関係

ヨガでは腹式呼吸と胸式呼吸とその二つを合わせた完全呼吸を使いながら、プログラムが進んでいきます。その時々で使い分けをしますが、腹式呼吸の時はお腹をふくらませたり、へこませたりしています。横隔膜が動かされ、内臓も動きます。腸に刺激を与え、結果的により良い排泄にも繋がっていきます。

そしてヨガの最中はいつもよりリラックスした状態を目指しクラスを進めていくことが多いのですが、体がリラックスをしている状態というのは、副交感神経が優位になっている状態です。

腸のぜん動運動は副交感神経が優位な際に活発になります。腸にとってはとても良い動きになり、腸内環境が整い体に必要なものをきちんと吸収し、要らないものはきちんと排出することが出来るようになります。

普段よりも呼吸に意識を向け、呼吸を整えながらリラックスして行うヨガと腸活はとても相性が良いのです。

時間が空いたら腸を揉んでみよう

それではここで腸を整えレッスン前後にも行える、『腸もみ』のやり方をご紹介します。

レッスンの後や寝る前など、体があたたまっているタイミングでリラックスしている時に揉んでみて下さい。便秘やガスによる張りの解消や腰痛の改善にも効果が期待できます。

※揉むときは痛くならない程度、心地の良い強さで力をいれずに優しく揉みほぐしましょう。

※食後すぐは避け、妊娠中や生理中の方、体の調子がいつもと違う感覚がある方は体調を見ながら進めてくださいね。

  • はさみ揉み
  1. 左手で左の腰辺りをはさむようにし、右手は右の腰辺りをはさみます。ちょうど人差し指は肋骨の下あたりで指先はおへそ側を向いている状態、親指は背中側を向けます。
  2. ぎゅっとつかむようにはさみながら、脇腹をゆっくりと揉みほぐします。
  3. キリのいいところで指の向きを反対にします。今度は親指がおへそ側、残り4本の指は背中側を向いている状態です。
  4. 両方合わせて3分〜5分程度が目安です。
  • さすり揉み
  1. 両方の手のひらをお腹に乗せてひらがなの『の』の字を描くようにゆっくりとさすります。
  2. 腸の四隅(左右の肋骨の下の辺りと、左右の腰骨の辺り)は便などが溜まりやすく、流れが滞りやすいので丁寧に揉みほぐします。
  3. こちらも5分程度。少しの時間で良いの毎日揉むと腸の動きが活発になるのでオススメです。

お家で受けられるヨガのオンラインレッスンも

家でリラックスしながら参加できるclassmall(クラスモール)では、デトックスや腸活、自律神経を整える、など内側から体をケアするレッスンもたくさんあります。

お肌の調子が悪いと感じている方は、内側からのケアである腸活ヨガをぜひ試してみてくださいね。

この記事を監修してくれたのは

KUMI
KUMI
宮城県仙台市在住。ヨガインストラクター、ライター、葬祭業。東日本大震災後にヨガを始め、ヨガインストラクターの道に。現在は家業の葬祭業を手伝いながら夜にオンラインヨガクラス、プライベートヨガクラスを行う。伝えたいことが有り余り「全ての人に健康と笑顔を」をモットーに、ヨガや栄養などウェルネスについて日々原稿を書く。チェアヨガインストラクター、アシュタンガヨガプラクティショナー。

投稿者: KUMI

宮城県仙台市在住。ヨガインストラクター、ライター、葬祭業。東日本大震災後にヨガを始め、ヨガインストラクターの道に。現在は家業の葬祭業を手伝いながら夜にオンラインヨガクラス、プライベートヨガクラスを行う。伝えたいことが有り余り「全ての人に健康と笑顔を」をモットーに、ヨガや栄養などウェルネスについて日々原稿を書く。チェアヨガインストラクター、アシュタンガヨガプラクティショナー。